大川小学校 津波裁判を闘った人たち「生きる」 上映のお知らせ

　この度、大川小学校津波裁判のドキュメンタリー映画「生きる」を三原市に於いて上映することとなりました。
　ご存じ方も居られると思いますが、東日本大震災時に宮城県石巻市の大川小学校生徒74名、教員10名が津波により亡くなられました。地震発生後51分間校庭に留まり、消防団車による二度の大津波警報周知にも適切な避難行動が出来ず被災されました。
　遺族の内23名がどこに原因があったのか真相を知るために裁判を起こし、最終的に最高裁判所に於いて勝訴に至るまでの記録映画です。
　今年初めに「能登半島地震」が起こり多くの方が被災され、お亡くなりになりました。
また、今後起こりうるであろうと予測されている南海トラフ大地震に私たちは「どう備え、どう行動する！」かを求められている現状の中、この映画を多くの市民の皆さんに観て、考えて頂きたく無料で上演することとしました。
なお、先日第78回毎日映画コンクールに於いて「ドキュメンタリー賞」を受賞されました。