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会報「わが町三原」令和2年12月号

公開日:2020年12月03日 最終更新日:2023年06月30日
登録元:「みはら歴史と観光の会
タイトル
会報「わが町三原」令和2年12月号

詳細

  〔 高所から見守る
       巨大な折鶴のオブジェ 〕


 11月中旬、毎年この時期に三原市芸術文化センター ポポロの芝生広場を飾るイルミネーションを見学に行った。濃い水色の光で染まった芝生面から、一段高い所で明るく輝く折鶴の姿は、下界の悩み、とりわけ今年は新型コロナウィルスを鎮めてくれる救世主のように気高く見えて眩しかった。

  2020.11.13 撮影  鈴木健次(宮浦)

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< 表 紙 >

表題:ポポロに救世主か?
写真:高所から見守る巨大な折鶴のオブジェ








< 目 次 >

三原城天主台に物見櫓を
         市川市 下西 勝彦

日本の牛と馬、交通の歴史(7)
          中之町 三好 邦範

消えゆく三原の近代化遺産(その6)
        沼田東町 西村 雅幸

神明当屋帖 その二 より (1)
        茅ヶ崎市 定森 總治

会よりの便り        事務局








< 行 事 予 定 >

1.勉強会 「三原浅野氏を学ぶ」

 12月は休講とします。

2.令和3年 初日の出拝
 …(NPO法人浮城桜山会と共同)
  参加者募集!!

 R3年1月1日7:20頃
桜山頂上にて初日の出が拝めます。
 初日に向かって、気持ちも新たに、明るく乾杯しましょう!


  *申込み及び会費不要
    ご自由にお集まりください。

.【R2.01.01 の初日の出】




< 歳 時 記 >

 三原城天主台に物見櫓を

      市川市 下西 勝彦

 令和2年、今年ほど、三原が全国から注目された夏は、ありませんでした。前市長の辞任、選挙、30代新市長の誕生など、何度も全国に、報道されました。

 また、この春には、尾道も注目されました。3月に、TOKIOの城島茂が尾道城の解体に参加するTVが、NHKから、放映されました。あのつくりものの尾道城でも、東京オリンピック以来、半世紀の間、観光の1スポットに、なったのです。

 三原市の象徴とも言える三原城は、450年以上前の永禄10(1567)年小早川隆景によって築城されました。
. そして、およそ430年前の天正15(1587)年に、九州を平定した豊臣秀吉は、博多視察の途中、三原城へ寄りました。その後、小早川隆景は、筑前・名島城主に、任命されました。

 福山城も、天守閣を再建築しました。しかし、コンクリートの擬和風建築です。三原城も「城門」「城壁」、そして天主台の西南隅には、「物見櫓」を、作りましょう。

 三原城は、福山城より50年以上も早い、県内一古い平城です。幸い、本年4月、国の「文化審議会」は、絵図や外観の写真を根拠にした、お城の「復元的整備」を認めると、決定しました。

 正に、ラッキーチャンスです。

 最近、「お城女子」が増えてきました。「御城印」を集める観光客も人気です。ぜひ、物見櫓で、印を押してあげましょう。

 練壁と本瓦で、450年前を、再現しましょう。オープンのテープカットは、誰を呼ぶか? 当然! 大相撲の、若隆景関でしょう。



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.【会員募集】
興味のある方 是非ご連絡下さい。
  只今 会員募集中!
  ご連絡をお待ちしております。
    「みはら歴史と観光の会」
■電話:080-6335-9932
事務局;三原宮浦 鈴木(スズキ)迄







< 活 動 報 告 >

10月27日
月報発送作業
(大原、小川、金森、桑田、小森、近藤、正田哲、瀬畑、高杦、津島、
西村、森明他)

11月02日
11月度理事会(今後のレキカン活動について)

11月14日
県史協豊栄大会…18人参加

11月15日
桜山定例整備(大原、鈴木)



< 編 集 後 記 >

★広島県郷土史研究協議会(略称 県史協)は現在19の団体が加入し、お互いの交流を図るため、輪番制で大会を受け持っている

★今年は東広島市豊栄町の「豊栄町郷土史研究会」が担当であった。会員数15名の小規模団体であるが、地元の賀茂北高等学校を主会場とし、臨地研修も各所に専門家の解説が入るといった周到な準備がなされた立派な大会であった

★毛利元就の継室乃美大方の里であることと、国天然記念物オオサンショウウオの生息地という資源を柱に、地元を活性化し、人口減少に歯止めをかけようと町全体で取り組んでいる。元高校教諭や広島大学総合博物館の准教授等が強力に主導し、高校生の若い力の協力も大きい

★講演会場は高校の体育館、アトラクションも主役は高校生であった。世代を越えた住民の強い団結力を実感した。見習うべし。(健)

この情報は、「みはら歴史と観光の会」により登録されました。

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