会報「わが町三原」令和3年5月号
公開日:2021年05月07日 最終更新日:2023年06月30日
詳細
〔左側写真は2月27日おひなまつり 右側写真は4月7日 三原駅前 サン・シープラザ4F より〕
三原城天主台跡から遥か北西方向を望むと、ぎっしり重なる甍の波を真っ赤な龍が泳いでいるかのような連立鳥居の姿がはっきりと見える。天主台の前身である大島にあった神社を福島正則が今の高台に移した大島神社への参道石段を彩っている。
沢山の有志からの寄付金で昨年夏から建設工事を開始し、本年2月27日と28日の三原観光協会主催のおひな祭りで多くの人に完成した姿が披露され喜ばれた。三原の新しい呼び物として連続的に福をもたらして欲しい。
2021 撮影 鈴木健次(宮浦) |
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< 表 紙 >
表題:連立鳥居に福の連発を期待
写真:2月27日おひなまつり
4月7日三原駅前サン・
シープラザ4Fより
< 目 次 >
興安丸を讃えて
皆実 桧山 幸三
日本の牛と馬、交通の歴史(12)
中之町 三好 邦範
三原でも石炭が採れた?(下)
沼田東町 西村 雅幸
三原市のカワウ対策
第2報(前期) (1)
幸崎町 行長 啓三
会よりの便り 事務局
< 行 事 予 定 > ★要注意
1.勉強会 「三原浅野氏を学ぶ」(30)
(1)日時・場所:
令和3年5月29日(土)
サン・シープラザ4F第2研修室
10:00~12:00
マスク着用にご協力願います。
2.市郷連総会
★コロナ対策により中止
(1)日時:
令和3年5月16日(日)
13:30~15:00
(2)場所:
三原市中央公民館
第1研修室 (1F)
出席者:
市郷連理事と代議員、
レキカンは全14人
3.レキカン創立30周年記念式典
ならびに記念講演会
(1)場所:
三原市中央公民館 中講堂
(2)日時:
令和3年6月13日(日)
13:00~
講演会「小早川隆景と
乃美宗勝」(その2)
講師:県立広島大学名誉教授
秋山伸隆先生
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詳細は同封のチラシを参照
願います。
15:00~
レキカン創立30周年記念式典
15:40~ 総会
★講演会はコロナ対策により中止
< 歳 時 記 >
興安丸を讃えて
皆実 桧山 幸三
「興安丸の説明板が新しく錨のそばに設置されるので、至急現地に来て欲しい。」と3月29日(月)の昼過ぎに、旧知のT氏から連絡があった。かけつけると施工業者と彼が待っていた。
竣工当時のスマートな興安丸と解体直前の疲れ果てたそれとが左右対比されたカラー写真の説明板が設置されていた。
急拠、お披露目式を行うことになり、市役所の担当者が報道機関にも案内する事になった。泥縄で「興安丸を讃える会」のメンバー等に出席要請を電話等でお願をした。
当日、24~25人が参集してくれた。旧2号線の騒音にもかかわらず、T氏の司会進行で進み私は「讃える会」の立ちあげの時のいきさつを中心にお話させて頂いた。
『平成25年秋、ある会の懇親会の席で私より3才年上の方が「満州で終戦を迎え、そのどさくさの中に、父母姉妹をたて続けに亡くし、4才上の兄と二人きり生き残った。
数奇な運命の中、昭和27年興安丸に乗って舞鶴に帰る事ができた。母国の山々が遠く見えた時の感激は今も忘れることができない。
父の故郷、鹿児島に帰り自分は努力して広島大学の教育学部を卒業し、広島を中心に牧師として講演活動をしている。兄は地元で郵便局に勤めている。
過日、興安丸の錨が三原に在るのが分かったので、兄に知らせると鹿児島から飛んで来た。ホテルに着くとフロントに興安丸の錨はどこに在る?と聞いても要領を得なかったと残念そうに語っていた」とその紳士が話してくれた。
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.【会員募集】
興味のある方 是非ご連絡下さい。
只今 会員募集中!
ご連絡をお待ちしております。
「みはら歴史と観光の会」
■電話: 080-6335-9932
事務局;三原宮浦 鈴木(スズキ)迄
私は申し訳なさと同時に、鹿児島から老人を飛んで来させる貴重な資源が三原にあるんだ、これを地元の我々が大切に顕彰してゆく事が、大切と思い、讃える会を立ち上げる気持になりました。
また、沼隈の若者から興安丸のフイルム写真や備品の贈呈を受け、三原歴史民俗資料館へ寄贈した事等を披露し、引き続き皆様のご協力を頂いて興安丸を讃えていきたいのでよろしくとお願いします。』と挨拶を結ばせて貰った。
< 活 動 報 告 >
3月26日 月報発送作業
(村田、小川、金森、桑田、
小森、正田哲、瀬畑、高杦、
津島、西村、森明他)
4月05日 4月度理事会
(春のハイキング他)
4月11日 春のハイキング糸崎駅~ 古浜~三原城船入櫓
…30名参加
< 編 集 後 記 >
★4月11日は、一年越の春のハイキングが実施された。桜の花には少し遅かったが、快晴に恵まれ30人の参加者は軽やかな足取りであった。来月号に掲載予定の感想文が楽しみである
★6月にはレキカン創立30周年式典が予定されている。記念講演は、こちらも一年越の秋山先生の「小早川隆景と乃美宗勝」(その2)である。室内行事であり新型コロナウイルスへの感染防止対策を万全にして開催したい
★12月には30周年記念誌の発行を予定している。表紙の挿絵も含めて本文への投稿原稿を募集している。30年在籍者は勿論、新入会員さんも思うところを文章にして9月末までにお寄せください。(健)
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