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会報「わが町三原」平成30年10月号

〔 水刎(みずはね)の尖端部、最下層の石垣にズレ 〕



 「水刎の石垣が崩れそう。至急市役所に連絡乞う」と写真を持参された地元の住民からレキカン会員に依頼があった。早速文化課を訪ねたところ、さすがに情報は入手済みで、修復の手配中とのこと。接近不可表示の至急施工を依頼した。





    2018.9.18 撮影  鈴木健次(宮浦)

【レキカンが設置している「水刎」の説明看板】




< 表 紙 >


表題:水刎の石垣崩落の危機

写真:水刎の尖端部、最下層の
石垣にズレ


< 目 次 >

自然に畏敬を
           城町 大坪 一夫

角屋の読みは?
          事務局 鈴木 健次

長井浦論争(1)
           糸崎 大谷 和弘

江戸時代後期の花鳥画における ‘鳥’ (6)
          中之町 三好 邦範

会よりの便り        事務局


< 行 事 予 定 >


1.勉強会  三原浅野氏を知る (7)

(1)時:H30年10月27日(土)
            10時〜 12時 
 場所:港町福岡文庫


2.郷土写真展「三原の辻堂めぐり」

 展示会場を大和町に移し継続中
          〜10月31日(水)
 会場 大和町椹梨公民館


3.レキカン秋の研修旅行参加者
 募集!…訪問先詳細は9月号記載

(1)日程 H30年10月29日(月)
  研修先
  月山富田城跡と松江城

(2)参加費
  7,500円/人…選択コースによっては追加料金必要

(3)参加申込
  選択コース明記の上、10月10日までにレキカン会員は名前のみ、レキカン会員外は、氏名、住所、電話番号を事務局へ。

(4)服装
  桜山や新高山城跡程度の登山ができる服装とします

(5)持参物
 水筒、雨具、杖、保険証写しなど






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4.市郷連 現地研修会参加者募集!
  主管団体 : 八幡歴史探訪会

 詳細は〔別紙〕の案内によります。参加希望者は、昼食弁当の要否を明記の上、上記研修旅行と同じ要領で、事務局宛申込み願います。

 尚、現地には自家用車に分乗して集合とさせて頂きたく、ご協力宜しくお願いいたいます。



蔵書と寄贈文献のご紹介(港町福岡文庫保管)
「三原市一里塚物語り」 三原郷土史木曜会 正兼鐵夫著

 B5版 全42頁 著者より寄贈 
 

< 歳 時 記 >

自然に畏敬を

        城町 大坪 一夫

 平成30年7月7日七夕の大豪雨災害、被災された方々に心より御見舞申し上げます。
 数ヶ月の日数を経て、少しは人心の落ち着きを取り戻しつつある昨今、私の脳裏には自然の営みの恐さがしっかり刻みつけられました。
 そして、私達人間の傲慢な営みが、このような未曾有の大災害を生んだのではと痛感し、命の大切さをあらためて確認しました。自然の摂理のなかに生かされている私達は、今後どのような生活観念をもつべきかと思いめぐらす時、「いのち見つけた」の詩を思い出しました。
 「いのち見つけた」ほんの小さな息づかい、精一杯生きる姿に涙がこぼれた。とてもとてもうれしいことがあった時、心はずむ笑顔の私に「私もこんなに幸せ」と鳥は一緒に唄ってくれた。
 つらく悲しい出来事から逃れるように、うつむき加減に歩いている自分に「私と一緒に泣こうね」と花は静かにささやいてくれた。
 いつもどこかで優しく支えていてくれるから、いつだって自分なりにこうして前を向いている。人に向かって自慢げにふるまいながら、少し天狗になっている私に「ほんとうにそれでいいのか」と大樹は優しく包んでくれた。
 自分がほんとうに情けないとつぶやきながら生きることに疲れている私に「私もここに生きている」と虫は輝きを教えてくれた。
 いつもどこかで必ず見つめていてくれるから、その想いに応えたくこうして前を向いている。その想いに応えたくこうして前を向いている。いのち見つけた。
 ほんの小さな息づかい。精一杯生きる姿に涙がこぼれた。大自然の営みから教えられた。





【水刎の尖端部、最下層の石垣にズレ】





 伊藤順浩さんの詩です。
 天の摂理のなかに自分のいのちがあることを知り、その摂理を畏れることで謙虚に生きると云うことでしょうか…今から数年前の日本語の“もったいない”を激奨したノーベル平和賞を授与されたマータイ女史は「自然は人間がいなくても存在するが、人間は自然がないと生きていく事は出来ない」の言葉どおり、これから自然と共生して暮らす方法を模索しなければと思う日々です。



< 活 動 報 告 >

8月25日
勉強会「三原浅野氏を知る」(5)…18名参加

8月27日
月報発送作業
(瀬畑、金森、越当、桑田、大原、西村、水野、松竹、小森、津島、
高蚤勝

9月03日
9月度理事会
(県史協、秋のバス研修旅行他)

9月03日
木原地区 被災状況調査
(金森、正田哲、鈴木)



< 編 集 後 記 >

★西日本豪雨の被害は、東町神明大橋下流の水刎にもおよんだ

★三原城を阿久原川(現和久原川)の豪雨災害から守るために工夫された水刎であったが、築城後450年も過ぎて、さすがに石垣に緩みが生じたか

★今日まで幾多の修復を繰り返してきたかもしれないが、よくぞ耐えてきたとそれを施工した当時の石工の技術力の高さを評価したい

★レキカンが建てた水刎の看板には、「流水の強く当たるところの大石には、それぞれに穴を開け、鉄棒を通して連結してある」との記述がある。その連結棒が現在も残されていたら、今回の石のズレは防止できたかもしれない

★水中の石垣施工の難しさを思い知らされた。        (健)




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