みはら歴史と観光の会
                               

会報「わがまち三原3月号」

三原名物タコ(英語でオクトパス)をうまくゴロ合わせした合格祈願絵馬のJR三原駅置き場。NHKで全国に紹介されたら、短期間に品切れ。三原の新名物出現か?

P1 表 紙…表題: 三原の早春に二つの朗報 行事予告
写真: 三原駅前の激励看板と合格祈願絵馬
2 目次 / かなしみの出雲路(その2) 本郷南 惠木  慧
3〜5 隠れキリシタン灯篭       本町 福岡 幸司
6〜8 角屋と上月氏            西町 上田 茂  糸崎 大谷 和弘
9〜11 三原英学史考 (3)       須波ハイツ 田邊 達雄
12会よりの便り            事務局


行事案内
1.サン・シープラザ4Fで開催中の「宝の山 桜山の紹介展」期間延長!
 2/27終了 → 〜3/27終了

  以下の2件は参加者募集!
…レキカン事務所宛 氏名・住所・簇峭罎 はがき又はFaxにてお申込みください
2.春のハイキング「畑(葉田)竜王山と周辺を訪ねる」のご案内
(1) 実施日 H22.4.10(日) 9:30 須波駅前発
(2) 行 程 乙女桜→能満寺→竜王山→正時神社→須波駅
(3) 参加費 500円 (資料代、保険料に充て、交通費は含まず)
… 4月6日までの申込み者は保険付き
(4) 持参品 弁当・飲み物・雨具・杖など。登山にふさわしい服装とする。
3.レキカン創立20周年記念総会と記念講演会
(1) 日時 H23.5.08(日) 13:00〜式典 13:30〜講演会 16:00〜総会
(2) 会場 三原リージョンプラザ 文化ホール 参加費無料!
(3) 講師 実証歴史作家  森本繁先生
演題 「小早川隆景と村上水軍」 〜豊臣政権と小早川隆景 〜



かなしみの出雲路(2) 
    本郷南  惠木  慧
 昨年6月、縁あって拝命している、浄土真宗某寺の総代会研修旅行が実施され、私も参加した。 今回の研修主題は、「おやのゆいごんなむあみだぶつ」で知られる「妙好人・浅原才市を訪ねる旅・温泉津安楽寺」とされ、行程は島根県内の温泉津―出雲―松江―境港で、私にとって懐かしい道程(出雲路)であり、話題も多々あるが、本稿は前回(218輯)に続ける意味で「稲佐の浜」から始める。 神代の昔、出雲地方を支配した大国主命、がタケミカヅチらを使者とする天孫族の恫喝に屈した、国譲りの交渉現場である。大きく内側に湾曲した砂浜で、陰暦10月の神無月(出雲だけは神有月)には津々浦々の神々が続々この浜に上陸して来られそうで、毎年その神事が行われている。 同じ国譲りでも、更に無念で悲しいのは落城であろう。一時期山陰から山陽まで勢力を伸ばした尼子氏は、毛利の謀略に乗せられ同族新宮党を誅殺するなどした結果自滅した。県内広瀬町にある富田城址月山は、高さ192メートルの小山ながら要害で、その険しい山頂に石垣のみが夏草に覆われていた。三日月に「願わくば、我に七難八苦を与え給え」と祈って尼子再興のため戦った山中鹿之助も、播磨の国上月城で織田信長に見捨てられ、備中の国、甲部川畔の阿井の渡しで殺され、毛利に挑んだ不屈の武将のその執拗な夢が終わる。しかし、尼子を興隆させた尼子経久自体、守護職塩治氏から城を奪った、簒奪者なのである。  雨月物語「菊花の契り」の主人公、赤穴宗右衛門は久々に帰郷して、僭主経久に唯々として従う人々を見、先君の恩を忘れたものとして非難した結果幽閉された。そして「重陽の節句に会おう」との義弟丈部左門との約束を果
たすために自害し、魂魄となって一日千里を走り播磨の国加古村へ赴くのである。この度外れた義理堅さに魂消たのか、小泉八雲は「約束」と題して紹介している。
 近年「国際観光都市」を目指す松江市の目玉は、松江城天主閣、宍道湖、それに小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)であると言われている。機会があればご紹介いたしたい。
編集後記★「わが町三原」が20周年の第240輯を迎えた。別途記念誌を編 纂中なので、特別の記事は掲載していないが、ここまで支えて戴いた関係者に衷心より感謝いたします★広大附属三原小学校と私立三原小学校の六年生を、 三原城跡とサン・シープラザの「桜山の紹介展」に案内する機会に恵まれた★両校とも、三原城のことは、社会科の授業やインターネットの活用で、詳しい予備知識があり感心した。一方、桜山は登った経験はあっても、その歴史や遺構は初めて知ったことが多かったらしい★レキカンの願いは、桜山城跡が、三原城跡の詰め城として認められ、国史跡に指定されることにある。彼等が成長して、この運動を強力に後押ししてくれることを切望する。(健)

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