みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」令和元年6月号

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 [ 三原城主浅野家歴代墓  妙正寺 ]


 5月01日に、新元号の令和元年が明けた。奇しくも元和5(1619)年、福島氏に代わって浅野氏が広島城に入城して400年に当たる節目の年である。そして、広島浅野氏の筆頭家老である三原浅野氏は当初2万8千石であったが、翌年3万石に加増された。今年三原市で入城400年を祝う行事がどのように催されるか、楽しみである。


    2019.5.17 撮影  鈴木健次(宮浦)

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< 表 紙 >

表題:穏やかに明けた令和元年

写真:三原城主
       浅野家歴代墓 妙正寺


< 目 次 >

田植えの頃に
       沼田東町 津島 敏子


「小早川家当主(隆治氏)三原を語る」(5)             事務局

春のハイキング 感想文
           宗郷 近藤正夫
           古浜 一瀬尚志
        沼田東町 津島敏子

会よりの便り         事務局


< 行 事 予 定 >

1.勉強会…
  三原浅野氏を学ぶ(14)

(1)日時・開催場所:
  令和元年06月29日(土)
  10時〜12時   港町福岡文庫

2.レキカン定例総会・歴史講演会… 参加者募集!!

(1) 日程:令和元年6月08日(土)
    13時30分〜16時30分

(2) 会場:
   市民福祉会館5F 大会議室

(3) 13時30分〜15時40分
  歴史講演会(市郷連行事の
一環とします) 無料
  演題:「小早川隆景と乃美宗勝」
…前月号でチラシ同封
  講師:県立広島大学名誉教授
     秋山伸隆先生
  
(4) 15時50分〜16時30分
  レキカン総会

(5)16時45分〜 懇親会(会員のみ) …参加費1,500円(当日徴収)

(6) 申し込み:
 6月05日(水)締め切り。会員は氏名のみでOK、会員外は氏名、住所、電話番号添えて事務局まで。

懇親会の当日取り消しは、キャンセル料を徴収します。





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3.市郷連現地研修会 大和町会場
 … 大至急 参加者募集!!

 申し込み締め切りが5月末日となっております。同封の案内をご参照の上
参加希望者は、大至急事務局宛ご連絡ください。


4.県史協 代表者会議 …
 上田会長と事務局が出席

 6月28日(金)呉市の入船山記念館にて、11月09日(土)に開催される今年度の南部地区郷原大会他について、協議されます。



< 歳 時 記 >

田植えの頃に

     沼田東町  津島 敏子

 田植えが始まり、水田にその名の如く水が湛えられると、なんだか妙に寒くなる。この沼田東地域では、この、田に張られた水の気化熱のせいで一気に気温が下がるらしい。
そして、月を浮かべるその水面(みなも)はこの時期の風物詩である。田舎に住んでいると、暦と農耕の緊密さを知らず知らずに感じている。

 何よりも、「鬱陶しい梅雨ですね」と普通に言える幸せを、昨年の恐怖の記憶も鮮明に、おそらく今後毎年思うのであろう。「丁度いい?!梅雨」は自然からの贈り物。でも自然に中庸はない。自然は常に自然である。

 中庸といえば、隆景公はバランス感覚に優れた人であった。時代の趨勢を読み、忍耐と思案で効果的な戦さをし、犠牲者の尊厳にも心を砕いた。

作家の童門冬二氏は講演で「風土の人」と評されていた。その醸す雰囲気が人を引き寄せると…おそらく清濁も優劣も貴賎もすべてを受容包含、昇華の上の誠実、いわば熟慮の中庸の人ということかなと思う。

 三原に隠居、精力的に城下町整備をしていた頃、京都からの客人によってもたらされた当時流行の小唄、「面白の春雨や、花の散らぬほど降れ」を、面白がって替え歌にし、『面白の儒学や、武備の廃らぬほど嗜(す)け、面白の武道や、文事を忘れぬほど嗜け。




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 面白の歌学、面白の乱舞、面白の茶の道や、身を捨てぬほど嗜け』と。

 これを、広島城の輝元公に書き送って差し上げるようにと言われたそうである。

 現代では平均(中庸)よりもマニアック(オタク)が個性的とモテ囃され、現実に魅力的な成果も上がっている。

反面、一部には社会不適合も問題視されている。

私事、地味と曖昧の来し方を、似て非ざる中庸と誤変換なぞして、気恥ずかしく…俯く事である。



< 活 動 報 告 >


4月25日
 月報発送作業
(瀬畑、正田哲、村田、金森、大原、西村、高如⊂川、津島、近藤、森明、松竹他)

5月06日
 5月度理事会(市郷連総会、レキカン総会他)

5月12日
 市郷連総会…
  レキカンより14名参加



< 編 集 後 記 >


★1年12ケ月の中で、4、5、6月は、毎年行事が集中しているが、今年は特に多い

★みはら歴史と観光の会(レキカン)が、三原市郷土文化研究団体連合会(市郷連)、広島県郷土史研究協議会(県史協)に加入していることも、行事が多いことの要因になっている

★それらの組織から何を得られるのか?それらを構成している団体固有の郷土史に触れられるのも勿論魅力であるが、個々の団体の活動姿勢にも学ぶべき点が多い。毎回レベルの高い論文を掲載した機関誌を発行する団体、古文書教室や大変な労力を伴う史跡の整備作業等々地道に活動を継続する団体の存在。県史協では、来年の開催場所が早くからその内容を公表されていて、意気込みの高さが感じられる

★レキカンも決して無理な背伸びはせずに皆様のご協力を得て地に足の着いた活動を継続したい。 (健)




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