みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成30年6月号

  〔 橋本敬一先生
         10年ぶりのご登壇 〕

 平成20年以来10年ぶりにレキカン総会記念講演会にご登壇いただいた橋本敬一先生、今回は「三原浅野氏の支配」との演題であった。周到に用意されたレジメに沿った分かり易い解説で、約100名の聴衆は熱心に耳を傾け、講演後のアンケートでは皆さん満足されたと記載されており、大変好評であった。

 H30.5.06 撮影  鈴木健次(宮浦)

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< 表 紙 >


表題:平成30年度レキカン総会

写真:橋本敬一先生10年ぶりのご登壇



< 目 次 >


民家、古民家とは  
         中之町 三好 邦範

平成30年度総会並びに記念講演会報告            事務局

春のハイキング感想文(その2)
        糸崎    田上 洋子
        沼田東町 高  勉

江戸時代後期の花鳥画における ‘鳥’ (3)
         中之町 三好 邦範

会よりの便り        事務局



< 行 事 予 定 >


1.勉強会
 三原浅野氏を知る (3)

(1)時:H30年6月30日(土)
          10時〜12時 
 場所:港町福岡文庫


2.郷土写真展
 「三原の辻堂めぐり」
 於 サン・シープラザ 4F展示場

(1)時:H30年5月07日(月)〜
        7月01日(日) 
 
 約130枚の辻堂写真を解説付で展示


3.行事予告
 追って参加者を募集します

(1)県史協 竹原地方大会

  時:H30年10月20日(土)
  於 竹原市「大広苑」

  9:30〜 総会と記念講演 「瀬戸の海に輝いた塩の町たけはら」
  13:00〜 臨地研修 「たけはら街並み保存地区」


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(2)レキカン秋の研修旅行

  時:H30年11月03日(祭) 
   月山富田城方面

(3)市郷連 現地研修会
  主管団体 : 八幡歴史探訪会

  時:H30年11月04日(日)を基準に日程調整中

  H29年度に作成した八幡の史跡・伝統文化・名勝等を記録したDVDの鑑賞と現地研修会になるもよう。



< 歳 時 記 >


 民家、古民家とは

       中之町 三好 邦範

 ちかごろ「古民家カフェ」、「古民家インテリア」、「古民家リノベーション」などの用語がマスコミなどでしきりに使われ一般化した様相を呈し、また「古民家鑑定士」なる資格まで出現しています。

 じつは「民家は、一般庶民の住む家屋。人が住む家屋。庶民の住宅」などと『日本国語大辞典』や『広辞苑』において「現代用語」として解説していますが、この甘い解釈が「民家より古い古民家」が普通に多数ある、といった誤解を生じさせているのではないかと思われます。

 また、最近では国の有形文化財に「50年経過したもの」が登録できるようになり、それが一つの基準となったのか、昭和30年代以前に建築されたであろうと思われる一般的な専用住宅など、普通に「古くなった近代の住宅」、「毀れかけた住宅」を、はたまたどう見ても「民家」でも何でもないバラックを「古民家ナントカ」といっている場合があります。

 日本におけるもともとの「民家」という用語の定義は、あえて要約すると「建築史や民俗学、あるいは文化財として扱われる「民家」は、伝統的手法によって建てられた庶民の家」ということです。

 では現代における「民家」の定義は? 吉田桂二氏が『民家に学ぶ家づくり』
(2001年、平凡社新書)で述べている次のような文言が一番適切ではないでしょうか。「今日では、戦前までに建てられたもののうち、神社、仏閣、城郭、宮殿の類いを除いた、すべての建築物が民家の範疇に属すると、考えられるに至った。」





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 では、「古民家」は年代的にはどこが基準か? ということになると、吉田(せい)編
『日本の美術60 民家』(1971年、至文堂)における「17世紀以前」か、大川直躬(なおみ)『日本建築史基礎資料集成21 民家』(1976年、中央公論美術出版)の記述「現存する民家の中で最も古い時期に属する、16世紀〜17世紀前半まで」が、つまり中世住居以前のものが「古民家」というのが世界標準でしょう。 



< 活 動 報 告 >


4月24日
 レキカンの歌テープ録音
(近藤、金光、小森、津島、吉池、
瀬畑、桑田、金森、正田哲他)

4月26日
 月報発送作業
(瀬畑、正田哲、村田、金森、
越当、桑田、大原、水野、西村他)

4月28日
 三原浅野氏を知る (1)
          …16名参加

4月29日
 桜山月例整備日

5月04日
 総会・講演会資料コピー
(瀬畑、金森、桑田、大原、鈴木)

5月13日
 市郷連 総会
      …レキカンから14人参加



< 編 集 後 記 >


★5月06日今年度のレキカン総会が無事終了した。その総会の会場で、レキカンの歌の披露があった

★レキカンの歌(その2)で、作詞者の津島敏子さんは「…ペンと草刈り機友として…」と短い文章の中に、レキカン活動の特徴を見事に表現している

★草刈り機といえば例年特定の人の好意に甘えて三原(旧)一周膝栗毛のコースと手入れをして来た。今年の講師橋本敬一先生は、妙正寺の東側にお住まいであるが、同寺の西側を少し下ったところに江戸時代に始まって戦前まで使われたという「鐘撞堂」がある。今は訪れる人も無く、背の高い草むらの中に悲しそうに佇んでいる。
そろそろレキカンの出番のようなので、追って協力を要請します

★ペンの方では港町福岡文庫のある大量の書籍、整理方針が固まり次第こちらも応援宜しくお願いいたします。
              (健)

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