みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成29年8月号

     〔 三原城跡歴史公園 〕



 山陽新幹線三原駅の北側に隣接している三原城跡歴史公園。
 城下町みはらのシンボルとして輝きを増している。
 そして、これらを優しく包む瀬戸内海。
 今年の広島県郷土史研究協議会(略称 県史協)三原地区大会では、臨地研修のゴール地点として、その役割を果たす。
 お堀で240匹の錦鯉が隊列を組んでお迎えしてくれたら、最高のおもてなしになるのだが… 


  2017.2.06 撮影  鈴木健次(宮浦)

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< 表 紙 >

表題:お城も新幹線も包む
          瀬戸内海

写真:三原城跡歴史公園


< 目 次 >

建物の強制疎開と都市計画
           糸崎 大谷 和弘

県史協 三原地区大会開催の
               ご案内
                 事務局

三原城をとりまく「道標めぐり」配布のお知らせ          事務局

創立25周年記念 本多博之先生講演「隆景と秀吉」の記録(完結編)
                 事務局

三原市本郷町西野田火葬墓(6)
    三原市歴史民俗資料館
     専門委員長  福井 万千

会よりの便り         事務局



< 行 事 予 定 >

1.勉強会 古文書に学ぶ隆景公(8)

(1) 時:H29年8月26日(土)
           10時〜12時 
  場所:サン・シープラザ2F

(2) 内容・申し込み要領:
     3月号を参照願います。

2.県史協 三原地区大会…今年は
   レキカンが主管団体の行事

 別刷りの案内と本文の解説を
 参照のうえ、参加申込み願い
                ます。

 申し込み期限:
      平成29年8月31日(木)




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3.秋の研修旅行…詳細案内は
  9月号に記載しますが、参加
   申込みは受付しています

(1)実施時期 H29年11月03日(祭)
  隆景広場 7:00発 〜 20:00帰着  

(2)行先:京都大徳寺 黄梅院

(3)参加費:1万円(含 昼食代)

4.郷土写真展
 「三原(旧)一周膝栗毛(その2)」

(1)展示会場 サン・シープラザ
              4F広場

(2)展示期間 平成29年9月05日(火)
           〜11月05日(日)


< 歳 時 記 >

建物の強制疎開と都市計画

         糸崎 大谷 和弘

 戦後72年を経たが、原爆投下、終戦を迎えた8月になると、あの
忌まわしい戦争の記憶が蘇る。
 昭和20(1945)年になると、各都市、軍需工場は連日の米軍の空襲を受け被害が拡大した。
 政府は各都市の人や物を疎開させて、被害を最小限に留めようとした。
 三原市では縁故疎開はあったようだが、学童の集団疎開までは行われなかった。
 三原市の各企業も工場疎開は計画したが、実施までには至らなかった。
 しかし、建物の強制疎開が実施された。
 三原市内を山陽本線が東西に貫通しているため、空襲による火災時にも軍需物資、兵員輸送ができるように、鉄道沿線の建物を強制的に壊した。
 この建物強制疎開の規模、方法等は戦時下の軍事機密で詳細の記録は残っていない。
 三原市での全体像は把握できないが、自宅が強制疎開の対象になった糸崎のK氏の自分史に書かれたものを参考にすると、鉄道に沿って50mの幅の範囲の建物が該当し、本土決戦のため三原市に駐屯していた陸軍暁部隊の兵隊が建物にロープを掛けて倒し、隣組単位で動員された婦女子や高等科の生徒等が瓦、廃材を撤去した。
 幸い、三原市は空襲に遭わず、建物疎開の効力を試すことも無かった。
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 この犠牲者のお陰で、後の三原市の都市計画、特に鉄道高架工事では建物疎開の跡地が確保されていたため、非常にスムーズに進展した。
 北の方で、きな臭いにおいがしている現在、空襲の戦火に遭わな
かった三原市でも自国の軍隊に自宅を壊された犠牲者のあった、あ
の戦争中の生活を思い起こし、この平和の世が何時までも続く事を
願ってやまない。


< 活 動 報 告 >

6月27日
月報発送作業
 (金森、桑田、大原他)

6月28日
県史協代表者会議
 (上田、鈴木、正田哲)

6月30日
古文書に学ぶ隆景公(6)…18名参加

7月03日
7月度理事会(県史協 三原地区大会・秋のバス研修旅行他)

7月03日〜09日
事務所書類移転作業
(大谷、三好、行長、東、上田茂、木戸、西村、田尾、市場、正田哲、瀬畑、金森、西本、桑田、大原、松島、森明、岡田、松竹、砂原、鈴木)


< 編 集 後 記 >

★本町胡通りの福岡邸兼レキカン事務所には、福岡相談役が30年以上かけて収集された参考文献が山積みであった。これを会員が利用しやすくするため、三原市役所近辺に新事務所を借りた。

★過日、15人以上の有志の助け
を得て参考文献を移動した。軽トラ1台、乗用車6台のボリュームであった。

★移動直後は新事務所の机上に山積みし、現在本棚への整理作業進行中である。膨大な量の資料にもかかわらず、福岡相談役は細かく分類し、仕切り紙が挿入してあった。

★整理に目途がたったら公開するので皆さんで活用してほしい。(健)


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