みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成28年9月号

 〔 二つの総踊りと二尺玉花火 〕


 三原城築城450年を来年に控えた今年の三原やっさ祭りが8月12〜14日盛大に挙行された。
 中でも、駅前広場を中心に4,500人が真っ赤な団扇を持って踊る総踊りや、糸崎沖の花火大会に向って三原駅や糸崎駅から長蛇の列が移動する光景からは、例年にない盛り上がりを感じさせられた。


 H28.8.13〜14 撮影  鈴木健次(宮浦)

 
【総踊り】
(13日17時25分 三原駅前の道路からメイン会場の広場まで 4,500人総踊りに集まった踊り手で埋め尽くされた。)




< 表 紙 >

表題:熱気ムンムン!
     三原やっさ祭り

写真:二つの総踊りと二尺玉花火



< 目 次 >

210日に想うこと
        沼田東町 津島 敏子

市郷連講演記録 橋本敬一先生
 「三原城下町 東町について」(2)
                事務局

現代猪鹿垣(ししがき)考(3)
         幸崎町 行長 啓三

会よりの便り        事務局



< 行 事 予 定 >

1.市郷連現地研 …
    申し込み等詳細は追って
    連絡します

(1)開催日: H28年10月30日(日)

(2)会場: 久井町

(3)講演並びに現地研修:
    久井町の古石塔めぐり


2.レキカン秋の研修会 …
    申し込み等詳細は追って
    連絡します

(1)開催日: H28年11月03日(祭)

(2)会場:
 西福寺はじめ市内の寺院めぐり


3.県史協現地研修 …
  一次申し込み済ですが、追加受付の可能性もありますので、先月同封の「別刷」参照の上、至急下記要領にて事務局宛、葉書またはEメール(kechigo@dream.jp)にて申し込み願います(電話は不可)

(1)開催日: H28年11月12日(土)

(2)会場: 福山市神辺文化会館
  



【二尺玉花火】
(14日のフィナーレで、直径約
480mに開いた二尺玉花火)
 




(3)追加申し込み
 住所・氏名・電話番号明記の上、当日参加希望者は、希望するコース名、弁当要否、交通手段記入当日参加しないが機関誌のみの購入希望者は、その旨を記入



< 歳 時 記 >

210日に想うこと

     沼田東町  津島 敏子

 私は、三原の穀倉地帯ともいうべき沼田東の田園風景の中で育ったので、210日前後の台風シーズンは、幼い頃から強烈な印象がある。
 農家の方のご心配やご苦労に、心至るようになってもなお、水田を吹き抜ける風の荒々しい足跡、風に翻弄される稲穂の美しさに立ちすくんでいた。
 東側の窓には強風の支えにと畳を上げて立て掛け、停電に備え、ろうそくや、水、食べ物を準備して、皆で一部屋に固まっていた。
 台風がもたらす非日常に恐怖しながらも、わくわくするような高揚感があったのを覚えている。
 ろうそくの灯りの中、ゴウゴウと吹き荒れる風の音に耳をふさいでただひたすら台風が過ぎ去ってくれるのを待っていた。
 あの頃子供心にも、自然に対する畏敬の念が確かにあった。
 今は頑丈なサッシ窓で風の音も力も防いでくれる、ありがたいことである。
 なにより、地域的に災害の少ない所に生まれた事も感謝である。
 熊本の惨状を思うと胸が痛む。
 しかし、概して、文明の中に生きていると、自然の脅威が遠くなるわけではないが忘れていることが多い。
 今、地球的規模で異常気象が頻発し各地で災害が発生しているのも、文明の享受のため留まることを知らぬ自然破壊が一因と言われている。
 「人間は地球の間借り人である」ことを忘れてはいけないと思う。
 自然への畏敬を忘れることは自らを追い詰め、地球を蝕むどころか破壊してしまう。
 核だけではない、環境破壊という緩やかな人類滅亡もある。



【総踊り】
(13日20時55分 やっさ大賞発表前の参加者全員による総踊り) 

■写真を「クリック」すると(拡大)して見えます。(各写真)




 話が飛躍し過ぎたが、210日は、私に自然への畏敬を思い出させてくれる。
 自然を汚すまい、ごみを減らそう、過度の快適を求めまい、と、ミクロの取り組みをしていこうと思うことである。



< 活 動 報 告 >

7月27日
  月報発送作業
(村田、山本、金森、桑田、大原、越当、松竹他)

7月31日
  桜山月例手入れ日

8月01日
  8月度理事会
  (県史協現地研修会他)





< 編 集 後 記 >

★三原やっさ祭りの花火打ち上げ場所が、三菱和田沖グラウンドあたりから、糸崎沖に変更されて三年目、初めて会場近くで見物した。

★県立大学の近くにある我が家で、隣の屋根越しに眺めていた時には、花火が開花した後でドーンという音が追いかけて聞こえていたが、会場の特設ステージ前に坐った今年は、開花と同時に破裂音が聞こえた。
 打ち上げられる花火の解説やそれにふさわしいミュージックが流れ、観客を魅了していた。

★帰り道で三原の良さを体験した。
 糸崎駅方面に向かう人は、三菱重工正門前の狭い跨線橋を渡ることになるが、線路側の歩道に整然と並んで立ち止まっていた。
 先を見ると跨線橋は一定の人数単位ずつが渡るように人数制限をしていた。
 小さな子ども連れも多い大観衆であるが、階段昇降もスムーズに行われ、実に清々しい光景であった。
 三原よいとこ!(健)


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