みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成28年8月号

 〔 家族連れで賑わう
          本町通りの半どん夜市 〕


 「三原の夏の風物詩」になっている半どん夜市、暑い夏の夕方、三原市内各地で催される。この中、本町と帝人通りは6月11日〜7月30日の毎週土曜日というロングランである。

 撮影したこの日は、前日の雨もあがり、国道2号線より北側の帝人通りから本町商店街間は車乗り入れ禁止で、神明祭りを彷彿させる賑わいであった。


    H28.7.16 撮影  鈴木健次(宮浦)

【本町通りの半どん夜市】
■写真を「クリック」すると説明板が(拡大)して見えます。(写真上)




< 表 紙 >

表題:夏を楽しみ乗り越える
    半どん夜市
写真:家族連れで賑わう
    本町通りの半どん夜市

< 目 次 >

松根油で航空機を
          糸崎  大谷 和弘

市郷連講演記録 橋本先生
「三原城下町 東町について」(1)
                事務局

謎の古石塔 (2)
          糸崎  大谷 和弘

会よりの便り        事務局

< 行 事 予 定 >

1.市郷連現地研…申し込み等詳細は追って連絡します

(1)開催日:H28年10月30日(日) 

(2)会場:久井町

(3)講演並びに現地研修
  久井町の古石塔めぐり

2.レキカン秋の研修会…申し込み等詳細は追って連絡します

(1)開催日:H28年11月03日(祭) 

(2)会場;
  西福寺はじめ市内の寺院めぐり

3.県史協現地研修…
 添付の「別刷」をご参照の上、下記要領でレキカン事務局宛、葉書またはEメール(kechigo@dream.jp)にて申し込み願います(電話は不可)

(1)開催日:H28年11月12日(土)

(2)会場:福山市神辺文化会館

(3)申し込み締め切り:
  H28年08月20日(土)

(4)申し込み要領:
  住所・氏名・電話番号明記の上、当日参加希望者は、希望するコース名、弁当要否、交通手段記入願います。

  当日参加しないが機関誌のみの購入希望者は、その旨を記入願います。



【本町通りの半どん夜市】
■写真を「クリック」すると説明板が(拡大)して見えます。(写真上)




< 歳 時 記 >

松根油で航空機を

        糸崎  大谷 和弘


 安政3(1856)年頃の糸崎海岸を描いた絵が糸碕神社にある。
これには西国街道の見事な松並木(まつなみき)が描かれている。

我々が小学生の頃にも、まだ何本か残っていたが、戦時中に全部伐採された。

軍事機密にされていたが、航空機燃料にするのだと囁かれていた。

戦後の枕ヶ崎台風の時、沼田川の氾濫で鉄橋の橋脚が流されたのは、松根油採取のため、各地で多量の松が伐採されたのが原因といわれた。

 太平洋戦争末期になると、南方からの原油輸送が困難となり、バスは木炭ガス発生炉を取り付けて走っていた。

ドイツで松根油から航空燃料精製に成功したとの情報を得た軍部は、全国に松根油採集を割り当てた。

松根油は昔から照明用燃料としては製造されていた。伐採後10年くらい経った古い伐根が適し、新しい伐根では古いものの1/3の油量であったという。緊急の場合は3倍の木を要したことになる。

 上記の照明用燃料としての松根粗油を加工し、航空用燃料としての研究がされた。

伐根を小割にして乾溜缶に入れ、300度に加熱して得られた揮発分を冷却液化して得た松根粗油を一次精製工場で、軽質油とその他成分に分け、軽質油をもとに二次精製工場で水素添加などの処理を行い、航空揮発油を製造する計画であった。

 二次精製工場に指定された四日市、徳山の燃料廠も空襲にあい、なかなか計画どおりにはいかなかった。

試作品も練習機には使用できるが、戦闘機には使用できない粗悪品であったようだ。


【本町通りの半どん夜市】
■写真を「クリック」すると説明板が(拡大)して見えます。(写真上)




 資源のない日本は大国の経済封鎖にあい、やむなく大戦に突入した。

 原爆、敗戦記念日の8月を迎え、悪夢のような戦争を思い出し、改めて平和の大切さ、有難さを再確認している。



< 活 動 報 告 >

6月26日 桜山月例手入れ日

6月27日
月報発送作業
(金森、桑田、大原、越当、松竹、森明他)

7月02日
県史協代表者会議
(上田会長、鈴木、正田哲)

7月04日
7月度理事会
(創立25周年記念総会の反省他)



< 編 集 後 記 >

★何十年ぶりかに、半どん夜市を歩いてみた。

三原駅側から見ると、帝人通りから本町商店街に向かう道路は、信号待ちともなると、たちまちいっぱいに膨れあがる。

信号が変わるとぞろぞろと家族連れの大移動といった光景に変わる。

★30代・40代前後の若いおとうさん、おかあさんの家族が多いが、おじいちゃん、おばあちゃんが同伴の家族もかなりある。

浴衣姿は少ないが、皆いかにもリラックスした表情で、夕涼みを楽しんでいるといった様子である。


★夜店は、食べ物や飲み物だけでなく、地元の人が工夫した手作り感いっぱいのゲームも数多く見られ、神明祭りや、やっさ祭りとは一味違ったアットホームの雰囲気に満ちていた。

★今後も末永く継承して欲しいと強く感じた催しであった。(健)




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