みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成28年6月号

 〔 さつき祭りを待つポポロと
      整備された周辺の庭園群 〕

 平成28年5月28日〜29日の第25回三原さつき祭りに備え、近隣の町内会連合会が、会場となる三原芸術文化センター ポポロ周辺の庭園群を整備していた。
 あとは、当日が晴天に恵まれることを祈るばかりという。


  H28.5.14 撮影  鈴木健次(宮浦)

 
【日本庭園】
■写真を「クリック」すると(拡大)して見えます。(写真上)




< 表 紙 >

表題:第25回三原さつき祭りに
              備えて

写真:さつき祭りを待つポポロと
     整備された周辺の庭園群


< 目 次 >

末近信賀公を思う
         宮沖   宮原 幸司

隆景公の影を慕いて(完結編)
         本町   福岡 幸司

三原と渡り鳥(完結編)
         中之町  三好 邦範

現代猪鹿垣(ししがき)考 (1)
         幸崎町  行長 啓三

会よりの便り        事務局


< 行 事 予 定 >

1.創立25周年記念総会と講演会

(1)日時:H28年6月11日(土)
    14:00〜式典・講演会
    16:10〜総会  
 
(2)場所:三原リージョンプラザ
           文化ホール

(3)講演会
   講師 本多博之先生
      (広大大学院教授)
   参加費無料!!
 
   演題 「隆景 と 秀吉」

(4)総会
   27年度の活動報告と
         28年度の予定

(5)懇親会
   同日18:00〜 於 本町会館

 懇親会の会費は 1,500円(当日キャンセルは、全額キャンセル料徴収)

(6)申し込み締め切り
  (3)(4)(5)いずれも6月07日(火)

 講演会は空席があれば、当日参加も可能ですが、資料準備上予約歓迎。


2.行事予告

   … 詳細は追って連絡します

(1)市郷連現地研修
  時:H28年10月30日(日)
     久井町の石塔めぐり



【滝】
■写真を「クリック」すると(拡大)して見えます。(写真上)





(2)レキカン秋の研修会
  時:H28年11月03日(祭)
     市内の寺院めぐり

(3)県史協現地研修
  時:H28年11月12日(土)
     福山市神辺文化会館




 =寄贈の御礼=

 糸崎神社様より、下記DVDの寄贈がありました。
 「広島県下の特殊神事掘
  (映像編)広島県神社庁制作




< 歳 時 記 >

末近信賀公を思う

      宮沖  宮原 幸司

 立春から127日目が「入梅」。
 五月雨で川の増水もある。
 増水からの連想で言うと戦国時代の「備中高松城水攻め」がある。
 毛利勢と対決の羽柴秀吉軍によって広大な土塁が築かれ、引き込まれた川の増水で高松城は“浮き城”状態にされた。

 城の中には城主清水宗治や小早川隆景公が派遣した軍監の備後羽倉城主、末近信賀ほか数千人が閉じ込められ危機に瀕した。
 小早川隆景公など毛利の援軍も手出し出来ぬ状況の中で、宗治、信賀らの自刃による和議が成立、残りの籠城者は救われた。

 秀吉側から急遽の和議申し入れの裏に、本能寺の変があったのはご案内の通り。信長暗殺も知らずに自刃した信賀の哀れさは「いかんせん」だ。

 「君がため 名を高松にとめおきて 心は皈る故郷の方」が信賀の辞世の句。
 時に天正10年6月4日、享年24歳。

 「君がため」とは隆景公のことだろう。

 城主宗治の責任はともかく、派遣軍監の信賀まで自刃する必要があったのかとの素朴な疑問に対し“道連れ”で宗治を納得させたのだとか、また万一、宗治に未練な素振りあれば切り捨てるつもりで臨み、主君隆景公の和議成立に尽くしたとの説がある。




【遊具】
■写真を「クリック」すると(拡大)して見えます。(写真上)





 武士道の世の常とは言え、前途ある若き城主の身の上を思うと胸が痛む。
 心だけでなく信賀公の遺体も、救われた部下たちに守られ故郷の羽倉城に戻っただけでも良かったか。

 地元は温かい。平成19年5月27日に末近信賀425年祭があり、その後も5年ごとに遺徳を偲んでいる。
 決して忠義の城主を忘れない。知と情の武将だっただけに隆景公は素晴らしい部下に恵まれたものだ。

 折から三原築城450年事業が目前に迫る。泉下の両者が三原城で手を取り合い、懐かしき語り合いなどする姿を脳裏に描き、せめてもの供養としたい。


< 活 動 報 告 >

4月24日
  桜山月例手入れ日
  (咲いたお花へのお礼施肥)

4月27日
  月報発送作業
  (山本、村田、瀬畑、金森、
   桑田、越当他)

5月02日
  5月度理事会
  (創立25周年記念総会ほか)

5月08日
  市郷連総会
  (上田会長はじめ14人参加)


< 編 集 後 記 >

★4月下旬から5月中旬にかけて、尾道みなと祭、ひろしまフラワーフェスティバル、福山ばら祭と近隣都市で春祭りが盛んであった。
 新聞紙面には、いずれも若者が「よさこい踊り」を思わす派手な衣装と振り付けが見て取れるような写真で賑わっていた。

★若者が積極的に行事に参加してその威勢のよさで盛り上げてくれるのは大歓迎であるが、地域の土くさい特性に欠けるような気がしてならない。

★三原にはやっさ踊りがある。
 正調やっさと創作やっさの両部門があって、温故知新。今後は正調やっさの保存会の存在が貴重になってくると思われるので、若い人にも保存会への加入を期待したい。  (健)



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