みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成28年2月号

 〔 「啓迪集」(けいてきしゅう)と三原 〕


 「毛利元就の病気を直した戦国時代の名医曲直瀬道三(まなせどうさん)自筆の医学書が三原市の歴史民俗資料館に保管されている」とNHKの番組「歴史秘話ヒストリー」で一月に紹介された(正しくは中央図書館に保管されている)。
 本町の松林小路で有名な水野松林軒(道三の弟子で小早川隆景公の侍医)に道三から贈られたもの。
           「三原市の文化財」より


   県重文 「紙本墨書啓迪集」
    (三原市中央図書館蔵)

< 表 紙 >

表題:「啓迪集」と三原
写真:県重文「紙本墨書啓迪集」


< 目 次 >

三原城船入櫓跡の想い出
        城町  山本 公恵

総会記念講演の要旨(完結編)
       事務局  鈴木 健次

隆景公の影を慕いて(2)
        本町   福岡 幸司

会よりの便り        事務局


< 行 事 予 定 >

1.勉強会
  古文書事始め「武家諸法度」(2)

(1)日時: H28年02月27日(土)
          10時〜 12時 
  場所: サン・シープラザ2F

(2)申し込み: 平成27年からの継続 受講者は申し込み不要。
 欠席者と新規希望者は、資料準備の都合上、02月20日までに事務局へご連絡ください。

2.レキカン創立25周年記念行事
 「土肥実平の里 湯河原町をたずねる」

 大至急参加者募集!!

(1)日時: H28年04月02日〜03日
            (一泊二日)

(2)申し込み: 02月10日までに、事務局宛、葉書・電話・FAX・Eメール
(kechigo@dream.jp)等にて

 住所、氏名、電話番号
 (レキカン会員は氏名のみ)をご連絡ください。

(3)最少催行人数: 15名

※最大の呼び物「武者行列」に間に合わすため、大変急な計画となりご迷惑をお掛けします。ホテル予約の関係で短期間の募集です。

 行事内容の詳細は、折込の案内をご参照ください。




< 歳 時 記 >

三原城跡船入櫓跡の想い出

      城町  山本 公恵

 築城 450年事業を控えているせいか、広報みはらの裏表紙に「ふるさと三原」を、次の世代へと伝えていく企画が連載されている。

 三原市教育委員会 文化課の管理による「国史跡 小早川氏城跡 三原城跡船入櫓跡」が、シリーズの5回目に取り上げられていた。

 実は、この城門の開閉を、城町浮城会の有志で行っている。

 散策に訪れられた方から「ご苦労さまです」と声を掛けられれば嬉しいし、デート中の二人に、「閉門の時間ですよ」と遠慮勝ちに時を告げることもある。

 「あのー せんにゅうやぐらはどちらでしょうか」明らかに市外から観光に来られた風情のご婦人に、駅前で声をかけられた。

 (潜入?先入?)
 ここですぐに「ふないり櫓跡」のことだと閃かないようでは三原つ子ではない。
 勿論丁寧にご案内させて頂いた。

 松下クリニックの前から城門までは、左手に堀を見ながら、緩やかな坂道を登って行く。
 世俗を離れて、厳粛な心持になるには丁度良い距離だ。

 道の両側にも、城跡にも松の木が点在しているが、「いい 松の木ですね」と幾度も感嘆の声を発せられる。

 私達が日頃見馴れている景色も、初めての方には、違って見えるのだという体験をした。

 昭和55年頃だったと記憶しているが、(社)日本青年会議所の会頭が来三。

 駅から船入櫓跡までの道を、殿様用の駕籠で乗り入れ、箏と尺八の演奏を楽しんでもらう企画を立てていたが、残念ながら、生憎の雨で中止となった経緯もある。

 昭和22年には、昭和天皇が行幸され、当時船入櫓跡に建てられていた、浮城寮に宿泊されたことがある。

 女学生だった私は、朝早く駆けつけ、歓迎の、日の丸の小旗を振ったが、埋め立てられたばかりの地面はふわふわして、足元がおぼつかなかったのを覚えている。



 一瞬、陛下が二階の窓から顔をお見せになり、感激した記憶は今も鮮明である。

 その浮城寮も、老朽化のため取り壊され、礎石だけが残っている。




< 活 動 報 告 >

12月25日
月報発送作業
(山本、村田、瀬畑、金森、大原、松竹、森明、越当、木戸他)

12月27日
桜山植樹の手入れ(大谷、大原)

01月01日
初日の出拝(桜山山頂)

01月04日
1月度理事会(今年の年間計画他)





< 編 集 後 記 >

★新年早々、うれしいことがあった。

 表紙の写真解説にある曲直瀬道三の番組を見ていたら、突然「主役直筆の医学書 啓迪集が、広島県三原市の資料館で保管されている」として、担当職員の女性が白手袋で大事そうに扱っている画像が現れ、番組の終わりのタイトルバックには、関係先として一行目に三原市歴史民俗資料館の名前があった。

★今年も今月の神明さんにはじまり、様々な三原名物行事が企画されるであろうが、NHKの全国版で放映されたら、三原も一遍に有名になるであろう。

★昨年から本格軌道に乗った「瀬戸内三原 築城450年事業」も、全国規模のメディアを如何に有効活用するかが、成否の大きな鍵を握ると思われる。

★唐突な案内ではあるが、レキカン25周年記念事業の一つとして、
小早川家初代土肥実平の里湯河原行きを企画した。

 一泊が条件ではあるが、何とか都合をつけて、大勢参加していただけるとありがたいのだが… 催行最少人数に達したら、今年は、毎年春のハイキングを秋挙行に変更する予定である。(健)



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