みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成27年6月号

〔網本善光先生の記念講演会〕

網本先生には、昨年の「三原の古墳時代をさぐる」は判りやすいと大好評であったが、今年も「三原の古代史をさぐる」とのテーマでご講演いただいた。

昨年同様、メリハリの効いた名講演と大評判であった。

   H27.5.09 於 三原市民福祉会館

< 表 紙 >
表題:平成27年度総会終了
写真:網本善光先生の記念講演会

< 目 次 >
6月 水無月(みなづき)
「水の月」
幸崎能地 行長 啓三

広島県三原市磨崖和霊石地蔵 (3)
 三原市歴史民俗資料館
         福井万千

平成27年度総会並びに記念講演会報告 事務局

若丸山城の謎 (3)
糸崎 大谷 和弘

「まくわうり・わりざん」 とくじゅまる物語 8
市川市 下西 勝彦

会よりの便り   事務局

  < 行 事 予 定 >
1.勉強会 「小早川隆景公の古文書を読む」(3)

(1)時:H27年6月27日(土)10時〜12時 
  於:サン・シープラザ2F

(2)参加申し込み:新規参加希望者は、事務局鈴木まで、お名前をご連絡ください。

  < 歳 時 記 >
 6月 水無月(みなづき)
   「水の月」
    幸崎能地 行長 啓三





 旧暦6月は水無月(みなづき)と呼ばれ、厳密には現在の暦と旧暦では時期がずれるため、梅雨が明けたころを示すようです。ではなぜ「水無月(みなづき)」と呼ばれるのか?

 説1 「梅雨があけ、雨がやんだ」から
 説2 「天の水がすべて地上に流れ天に水がなくなった」から
 説3 田んぼに水を張る月、つまり「みずはりづき⇒みなづき」と変化したから
 説4 水無月の「無」は、連体助詞「な」であり現在の「の」と同じ役割を果たすから
と諸説あるようですが、いずれも水と関係し、四季を愛でる日本人の感性がそこによく表現されている詞(ことば)だと思います。

6月関連で水を利用したものとして, 6月10日の「時の記念日」があります。

『日本書紀』天智天皇10年(西暦671年)4月25日の項に「漏刻(ろうこく:水時計)を新しき台に置く。初めて候時を打つ。鐘鼓動す」とあり, 天智天皇が水時計を置いて、鐘やつづみで人々に時刻を知らせた記述が残されています。律令国家として、計画的な政事を行う上で、暦や時刻をコントロールすることは、最重要事項だったことが推察されます。当時の人々はどんな思いでその音を聞いていたのでしょうか。きっと正月除夜の鐘のような新時代を予感させる新鮮な面持ちでその響きに身を委ねていたのではないでしょうか。
旧暦4月25日は、新暦の6月10日になるため、この日を「時の記念日」(日本で初めて時刻が定められたことを記念する)とし、正式な制定は, 大正19(1920)年当時の生活改善同盟会が「時間を守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と提案したことに由来するようですが、天智天皇から1300年余りを経た今日、懐かしきアナログの刻みからデジタルの味気無さや、

 
時に縛られ追い回される生活から、漏刻のごときゆるやかな水の流れや時にはあらぬ方向への流れを良しとする自然に身を任せた生き方を望むのは私だけなのでしょうか・・・・。



  < 活 動 報 告 >

4月25日 「小早川隆景公の古文書を読む」(1)…21名参加

4月26日 桜山植樹月例手入れ

4月27日 月報発送作業
(瀬畑、金森、桑田、大原、松竹、正田哲他)

5月04日 5月度理事会
(定期総会ほか)

5月09日 レキカン定期総会並びに記念講演会…65名参加

5月17日 市郷連総会
レキカンから理事・代議員…12名参加

 < 編 集 後 記 >

★レキカン総会に始まって、三原市郷土文化研究団体連合会(市郷連)総会、広島県郷土史研究協議会(県史協)代表者会議が相次いで開催され、それぞれ平成27年度の基本的取組方針が決定した。

★レキカンの行事はほぼ例年通りを予定しているが、今年度は市郷連で、再来年度は県史協で現地研修の主管団体の役割の順番である。
来年は、レキカン創設25周年にあたり、これから3年間は、密度の濃い活動が要求される。

★三原市をあげて取り組み中の「瀬戸内三原城築城450年事業」との整合性も見ながら、レキカン独自の活動計画立てるべく、会員各位からのユニークな提案を期待したい。(健)

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