みはら自然史研究会
                               

佐木島の海のいきものしらべ

三原市鷺浦町で開催された「さぎしま自然観察研修会(主催:さぎしまを愛するボランティアガイド)に参加しました。確認した主な生きものは次のとおりでした。

と き 2010年9月3日(金)10:30〜12:00
ところ 佐木島伊勢岩海岸(三原市)
潮 位 長潮 干潮 11:13 100cm(尾道港基準)
天 候 快晴
気 温 31℃(水温29℃〜31℃ 水深10cm) 
参加者 15人
調査した場所のようす
・砂浜海岸が1km以上にわたって続いています.海岸を仕切る形で数箇所の磯岩があります.
・干潮時には前浜干潟が姿を現し,そこには「も場(コアマモ)」が広がっています.
・周囲はいくつかの護岸箇所(コンクリート打設)がありますが,多くは山林です.
・河川やの流入はなく,排水口も見られません.
・海岸の沖には数隻の釣り船が見られました.
・西側からスタートして約500メートルの場所に木陰があります.
観察できたこと(主な海の生きものなど)
々島県海岸・干潟生物調査マニュアルに記載の指標生物(以下指標生物)
・下記の写真シートのとおりです.
地方名の採集(聞き取り)
・ねこまたぎ,からこぎ,ひおこぜ=ハオコゼ(魚の仲間)
・とこせ=アミメハギ(魚の仲間)
・なべたたき=不明種(魚の仲間)
・たちがい=タイラギ(貝の仲間)
・へらぶ=ハボウキガイ(貝の仲間)
・つぶ=ツメタガイ(貝の仲間)
その他
・海岸を構成する花こう岩への貫入が1箇所で見られました.
・も場にはヨウジウオが多く生息しており,他でよく見られるゴンズイ(魚の仲間)は確認できませんでした.
考察
・確認できた指標生物等から,「自然景観の残された場所が多く,水質も良好で,水に親しめる場」と考えられます.
・今後,四季を通じた観察で,さらに新たな発見ができそうな魅力的な海岸です.
Special thanks さぎしまを愛するボランティアガイド,三原市職員自主研究グループ・くるくるみはら発見隊


 
   

写真1
前浜干潟には、コアマモが一面に生育しています。こうした場所を「も場」といいます。
※コアマモは海草の仲間です。
写真2
左の写真1の「も場」の中を探してみると、海藻の切れ端がとれました。
※採集場所の海水で撮影しています。多少にごっています。
写真3
しかしよく見ると、海藻の切れ端に混ざって、ヨウジウオの子どもがいました。体長は50ミリ程度です。本当に上手に紛れ込んでいます。頭がわかりますか。
※ヨウジウオは魚で、タツノオトシゴに近い仲間です。
研修会の終わりには座学も。開本さん、坂井さん、白須さん、西原さん、引地さん、堀本さん、塩本さん、土田さん、奥野さん、中村さん、お世話になりました。とても勉強になりました。石丸、吉原

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