みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成27年4月号

〔石段を埋め尽くした手作り雛〕

各地の園児が自然の石に色塗りした雛を主体に、約400体の手作り雛が大島神社の60段程の石段にびっしりと並べられた。

また、本町の山脇邸には明治・大正期の古い雛壇の他、雛段毎の人形が、横一列ではなく前後に並ぶ配置で描かれた掛け軸等も展示され、大勢の人出で賑った。

 H27.2.28 撮影  鈴木健次(宮浦)

< 表 紙 >
表題:大島神社に巨大雛壇出現
写真:石段を埋めつくした手作り雛 雛段の掛け軸

< 目 次 >
学制改革(旧市の新制高校の誕生)
     糸崎 大谷和弘
広島県三原市磨崖和霊石地蔵 (2)
 三原市歴史民俗資料館
         福井万千
興安丸と私 
     皆実 桧山幸三
若丸山城の謎 (2)
     糸崎 大谷和弘
「むすめふさほせ」とくじゅまる物語7
     市川市下西勝彦
会よりの便り   事務局

  < 行 事 予 定 >
1.勉強会 「小早川隆景公の古文書を読む」(1)
(1)時:H27年4月25日(土)10時〜12時 
 場所:サン・シープラザ2F
(2)参加申し込み:萩藩行程記の受講者も含め新たに募集中。
事務局鈴木まで要連絡。

2.レキカン春のハイキング
 「佛通寺方面の散策」
 4月02日で申込締切
(1)行先:午前中に昇雲の滝を眺め、午後佛通寺境内を散策します。
(2)時:H27年4月5日(日)
11:10 佛通寺駐車場集合
15:40 佛通寺駐車場解散
ご参考:定期バス
10:24三原駅発16:48帰着
(3)服装:山道と滝壺の岩渡りの出来る靴で軽装
(4)参加費500円 昼食弁当、飲み物、雨具、保険証など
(5)申込み下記宛 E-mail、葉書またはFAXにて、住所・氏名・電話番号を明記の上申し込み願います。電話は不可
〒723-0051三原市宮浦6-9-32  鈴木健次
E-mail; kechigo@dream.jp
FAX 0848-63-99323

3.レキカン定期総会
時:5月09日(土)
於 市民福祉会館
14:00〜講演網本善光氏
16:15〜総会 
17:15〜懇親会
詳細は、5月号にてお知らせします。
  < 歳 時 記 >


学制改革
(旧市の新制高校の誕生)

      糸崎 大谷和弘
 70年前の昭和20(1945)年に未曽有の敗戦を経験した我が国は、連合国軍の占領政策により、民主教育に180度の変革を迫られ教育現場は大混乱を経験した。旧三原市内の中等学校も学校名を変更してこれに対処した。
女子師範学校内にあった広島県立三原高等女学校(小学校尋常科卒業で入学)は広島県三原桜南高等学校に、三原小学校内にあった三原市立三原高等女学校(小学校高等科卒業で入学)は三原市明善高等学校に、昭和18(1943)年に設立された広島県立三原中学校(小学校尋常科卒業で入学の男子校)は広島県浮城高等学校に改称された。これらは公立の学校で、昭和24(1949)年に合併し、広島県三原高等学校となり浮城高等学校を本校に、桜南高等学校を分校として発足したが、翌年分校は廃止された。
昭和43(1968)年に広島県立三原高等学校と改称し現在に至っている。他に私立の糸崎鉄道学校(小学校高等科卒業で入学の男子校)があったが、在校生の卒業を待ち、昭和24(1949)年に閉校となった。
中之町にあった私立の広島県三原工業学校(小学校尋常科卒業で入学の男子校)は、学制改革により広島県三原工業高等学校となった。ここは後にできた緑ヶ丘女子商業高等学校と合併し、深町に移って山中学園如水館高等学校・如水館中学校として開校し現在に至っている。
各小学校の高等科に在籍していた生徒は、新制中学校に移籍した。旧制の中等学校へ受験して入学していた生徒は、それぞれの新制高校の併設中学校に籍を置き、そこの併設中学校を卒業して高校に進学した。
   〔雛壇の掛け軸〕

改革には犠牲を伴うのが常とはいえ、小学区制により転校を余儀なくされ面食らった生徒、小学校高等科1年から旧制に進学したものが、高校進学の時点で、小学校での同級生より1年遅れるという珍現象も起きた。
戦後70年の今日、中高一貫教育、2学期制等も含め、理想の高校教育は如何にあるべきか、真剣に考える時になっているのではないだろうか。

  < 活 動 報 告 >
2月27日 月報発送作業
(村田、瀬畑、金森、越当、桑田、大原、松竹、森明、正田哲他)
2月28日 「萩藩行程記で古文書事始め」(その4)…20名参加
3月02日3月度理事会
(春のハイキングほか)

 < 編 集 後 記 >
★地球温暖化の話は本当か?と思わせるような寒い日も多い今年の冬だったが、漸く桜便りも聞こえてくる季節を迎えた★2月初旬の神明市でこども張子だるまが復活したことにびっくりしていたら、2月28日から3月1日に掛けて催された保育園児等による手作り雛の大集合には、またまた仰天さ
せられた★大島神社の長〜い石段を上手く活用した上に、屋外展示でも風で飛ばない様に自然石に色塗りしたことである★従来にないこの発想は、若さ溢れる企画者の柔軟な脳ならばであろう。石頭にガツンとくらった思いである。(健)

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