みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成27年3月号

  〔張子だるまの大行進〕


 芯材になる竹の切り出しから竹細工、紙貼、色塗り、面相書きまで大勢のボランティアの手助けを得て、小学3年生が全て手作りで仕上げた。神明市の露店の間を三人一組で順番にかぶって練り歩くと、60余年ぶりの復活行事に、大勢の見物客やカメラマンがにこやかに迎えていた。
  H27.2.06 撮影  鈴木健次
              (宮浦)

  < 表 紙 > 
表題:
復活!みはらだるまの行列
写真:
張子だるまの大行進

 <目次 >
「お大師さん」「お地蔵さん」 沼田東町 西村雅幸
春のハイキング「佛通寺方面の散策」のご案内 
      糸崎 大谷和弘
広島県三原市磨崖和霊石地蔵(1)
 三原市歴史民俗資料館
         福井万千
黒田官兵衛と三原 
       西町 上田茂
「竹は弓に笹は矢に」
 とくじゅまる物語6 
    市川市 下西勝彦
会よりの便り   事務局

 < 行 事 予 定 >
1.勉強会 「萩藩行程記で古文書事始め」(最終回)
(1)日時
H27年03月28日(土)14時〜16時  サン・シープラザ2F
(2) 参加者
2月までの受講経験者
2.レキカン春のハイキング「佛通寺方面の散策」参加者募集!
(1) 行先
午前中昇雲の滝、午後佛通寺境内を散策
(2)日時/集合場所
H27.4.05(日)11:10 
佛通寺駐車場集合
15:40佛通寺駐車場解散
ご参考 定期バス
10:24三原駅発16:48帰着
(3) 服装
山道と滝壺の岩渡りの出来る靴、軽装
(4) 参加費 500円
昼食弁当、飲み物、雨具、保険証など持参
(5) 申込み
E-mail,葉書,FAXで、
住所・氏名・電話番号を明記 電話不可
〒723-0051
三原市宮浦6-9-32
  鈴木健次
E-mail; kechigo@dream.jp
FAX 0848-63-9932
 < 歳 時 記 >
「お大師さん」「お地蔵さん」 沼田東 西村雅幸
 三原は「お大師さん」や「お地蔵さん」という民間信仰が盛んで、市内には多くの堂宇やいくつかの巡礼道があります。「お大師さん」については平成19年3月号でも大谷和弘様が述べておられます。私は備後の「辻堂」を探し、写真に残し始めて8年余になりますが、次第に辻堂の定義が怪しくなり、範囲を広げて大師堂、地蔵堂も記録することにして市内各地を巡っています。最近は田野浦八十八ヶ所霊場巡りという切り口で、旧田野浦村エリアにある堂宇を調べましたが、興味深い事実がわ
かってきました。
各堂には四国霊場から勧請された石仏が安置されているのですが、約70宇を調べたところその勧請元が和田地区は徳島県、宗郷は香川、久和喜は高知、田野浦・明神は愛媛と見事に区分されているのです。これは偶然ではなく誰かの意志が働いた結果と考えざるを得ません。今、大半の堂は地元のおばあさんたちが花を飾ったり、清掃したりして守られてはいますが、春の「お大師さん」のお参りや接待も後継者がなく、すたれてゆくと同時に明治、大正期には巡礼者が数珠つなぎで歩いた山道も荒れ果てて自然に戻っています。ましてやなぜ四国4県がうまく各地区に振り当てられたのかというような経緯も闇の中に消えてゆくのでしょう。
昨年9月に開催された「三原の仏像展」のシンポジウムである先生から「昔のことを調べる人は多いが、現在を記録する人が少ない。現在の記録は100年後には100年前の歴史となる」という主旨のお話があり、大いに力づけられました。
これを励みに今後もコツコツと現在を記録し続けたいと思っています。
【翌日駅構内に展示された張子だるま】 





 < 行 事 報 告 >
1月24日
 「萩藩行程記で古文書事始め」その3…18名参加
1月25日
 桜山植樹の手入れ
1月27日
 月報発送作業(村田,瀬畑,金森,越当,桑田,大原,松竹,森明,正田哲他)
2月02日
 2月度理事会 (27年年間計画他)
2月22日 
 桜山植樹の手入れ

 < 編 集 後 記 >
★張子のだるまをかぶって東町の露店の間を練り歩く行事が60余年ぶりに復活した。元東町の住民、当時の古い集合写真を、三原市観光協会に持ち込んだのがきっかけという★この復活に賛同して、張子の芯材となる竹の伐採から張子のデザイン、竹割、竹網、紙貼り、色塗り、面相書き迄全て手作りの作業に、大勢の地元ボランティアが一丸となって協力したという★小学3年生が一緒に製作し3人一組で順番にこれを被って行進した。その頑張りに沿道から暖かい拍手と感動の声が上がっていた。彼らにとって又とない記念になったことであろう★祭りは、老若男女を問わず大勢の協力と参加を呼び地域の団結を強固にしてくれる。今後もその伝統は大切に守りたいものである。(健)

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