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須波小学校の防災教育と地域防災訓練

日時:2014年8月23日9時30分〜12時
場所:三原市須波小学校
主催:三原市須波小学校、須波連合町内会
支援:三原市防災ネットワーク(14団体参加構成)
参加:須波小学校生徒111名、同校教師、
   同校保護者

目的:
 学校防災教育の必要性は「東日本大震災」以降、教育機関でも徐々に高まってきた。
今回三原市立須波小学校にて初めて実施された。須波町内会も合わせて地域防災訓練を実施された。

実施内容:
 防災教育は須波小学校全校生徒を対象とした防災講座で、1,2年生グループ、3,4年生グループ、5,6年生グループの3グループに分かれそれぞれ25分間の防災基礎学習講座が行われた。続いて地域防災訓練が行われた。

1.「東日本大震災」の被害     講師:小川和子氏

全校生徒対象として地震や津波の怖さと命を守ることの大切さが
話された。3年半前の「東日本大震災」の被災地の被害の様子、被災者の復旧への取り組みなどが話された。


右の2.「学年別防災教育」へ
2.「学年別防災教育」

(1)1,2年生向け「消防の役わり」   講師:田邊康範氏

5人の生徒が消防服を着用し、消防士の気持ちに高まっている
⊂学生向きDVD「津波から逃げる」を7分間見て学習したあと
9峪佞地震、津波が起こるとどうしますかと問いかけると
ぜ分の命を守ることが一番大切ですと回答した

右の写真とイ愨海

      
写真はかばんや座布団で頭を守る。
 
コ惺擦巴録未起こると先生や上級生の指示により避難しますと
消火器の使い方の訓練では理解が早い
保護者も参加し、親子一緒の防災教育は効果があった

講師の説明、指示を生徒たちはよく理解していた。



左の(2)3,4年生向け「防災かるた」へ
(2)3, 4年生向け 「防災かるた」   講師 :小川和子氏

 三原市を災害に強い安全な街にするための安全、防災に関する知識、用語、連絡方法、避難方法、家庭の防災対策や訓練などの必要な事を学習することを目的としたもので、今回はこの「みはら防災カルタ」によるカルタ取りを通して防災教育を行うものだった。


右の(3)5,6年生向け「津波から逃げる」へ
(3)5, 6年生向け「津波から逃げる」   講師:竹原茂氏

 須波小学校は背後に筆影山があり、前には瀬戸内海が広がっており、「南海トラフ巨大地震」発生に際しては海岸沿いの道路や住宅の浸水被害が懸念される地域。学校は一時避難所となっているが生徒や住民は津波への知識と発生時に避難行動ができることが大切です。

今回はDVD「津波から逃げる」を見て学習した。内容は東日本大震災の津波の怖さ、釜石小学校の避難の実態、平素の防災知識や避難訓練の大切さなどを学んだ。

小学校の上級生として低学年の避難誘導の役わりも感じとってくれた。また保護者の皆さんにも参考になった。


右の3.「地域防災訓練」へ


3.「地域防災訓練」
 須波小学校の先生、生徒、保護者による地域防災訓練が行われた:

・「シェイクアウト」により実施された。校内に地震発生の一斉放送が流れる。
各グループは先生の指示により生徒は身を守る行動に移る。
・「避難誘導」先生の指示によりグラウンドに避難する。続いて体育館に避難誘導訓練を行った。
・「児童引渡し」参加した保護者への生徒の安全な引き渡しを確認した。


 上記の訓練を終えた後、連合自治会による炊き出しの昼食が生徒、先生、保護者に配膳された。

締めくくりは須波小学校上級生「須波っ子」による太鼓演奏が行われ、防災教育、訓練を終了した。






       
左の4.「防災教育の意義と今後の期待」へ
4.「防災教育の意義と今後の期待」(あとがき)

・「阪神淡路大震災」、「東日本大震災」に続き、次に予測される「南海トラフ巨大地震」の発生と被害予想に対する減災対策が必要である。
・8月20日未明、広島市安佐南区、安佐北区に想定外の大規模土砂災害が発生した。9日後72人の死者、2名の行方不明者が出ている。
・三原市も同じ地理、気象条件にあり、地震、津波、高潮被害、大雨豪雨による洪水被害、土砂災害も起こり得る。
・まだまだ防災意識も、備えも、地域協力体制も、避難訓練も行うべきことは多い。取り組むべきことを次に列記する;


右の(1)「家庭の備え」へ 
(1)「家庭の備え」

・家屋の耐震対策
・家具の転倒、移動防止
・非常持出品バッグの準備
・連絡先メモ
・枕元の備え(懐中電灯、笛、ラジオ、携帯電話)

(2)「地域の取り組み」

・地域の防災マップの確認 自宅周辺の危険個所、安全場所の把握
・避難場所の確認
・避難経路の見極め
・災害時要援護者避難支援の確認
・避難連絡法(町内及び近所の人、家族)
・避難所生活体験訓練の実施



右の(3)「学校防災教育の必要」へ
(3)「学校防災教育の必要」

・小学上級生は5、6年経てば高校生になり、地域で頼られる戦力になる。今から防災教育を身に付けて災害時に地域を守り、支援行動できる地域防災の力なることを期待する。
・中学、高校生にも地域防災に関心を高め、より高い支援活動を期待する。


       

         以上

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