みはら歴史と観光の会
                               

会報「わが町三原」平成26年2月号

〔 太 郎 丸 城 跡 〕
  …大和町下草井
     和氣泰臣(大和)撮影

 太郎丸城跡について、藝藩通志には「太郎丸 下草井村にあり、草井木工、所居」との記述がある。草井氏一族は小早川隆景に従って北九州名島に移った等の記録もあり、今月号からその出自と系譜について、和氣泰臣氏の調査論文を連載する。

   < 表 紙 >

表題:安芸草井氏の出自
写真:太郎丸城跡
      (大和町下草井)

   < 目 次 >

三原は備後人?安芸?
        西野 渾川雅子
安芸草井氏の出自と系譜(1)
       大和町 和氣泰臣
大化前代における
備後・安芸の「国界」地域(3)
        東町 大本静人
楢崎氏と三原(3)糸崎 大谷和弘
会よりの便り      事務局

< 行  事  報  告 >

12月26日 月報発送作業
(瀬畑,金森,越当,大原,松竹,森明
             他)
1月1日7時24分 
    初日の出拝(桜山山頂)
1月6日 1月度理事会
   (年間スケジュールほか)
1月18日 勉強会
「古代から近世にいたる鉄の生産
      と加工」…16名参加
1月18日 月報発送準備作業
(村田,瀬畑,金森,桑田,松竹他)

  < 行 事 予 定 >

1.郷土写真展…好評展示中
   「昔の三原スケッチ」
 提供者 半田雄一朗さん(西野)
(1)会場サン・シープラザ4F
(2)期間平成26年3月03日(月)まで

2.春のハイキング 予告
(1)開催日 4月06日(日)
(2)コース 沼田東町方面
  (詳細コースは3月号に記載)
(3)参加費500円
       (資料と保険代)
(4)申込み 
     3月号発行後とします
   < 歳 時 記 >

 三原は安芸人?備後人?
         西野 渾川雅子
 休日など、市中で買い物をしている外国人家族を見かけると、三原にこんなに多くの外国人が住んでいるのかと驚かされます。故あって、そんな外国人に日本語を教えることになり、教えるなら正しい日本語をと、自分の日本語の発音をチェックしてみました。当方、生粋の広島弁話者ですが、標準語との使い分けぐらいはできるだろうと高を括っていたところ、アクセントが悉く標準語と違い、悩めば悩むほど正しい発音がわからなくなる始末でした。これはいったいどうしたものだと・・・。私の中にDNAの如く埋め込まれている話し言葉の礎になるもの、それを知った上で、標準語とのずれを見直してみようと思いました。
 広島県の方言は、西部の安芸地方の方言「安芸弁」と東部の備後地方の「備後弁」に分かれます。違いは例えば、「あかい(赤い)」を安芸弁では「あかー」と言い、備後弁は「あきゃー」になります。かつて安芸から備後北部にかけて の地域を領有した浅野藩の領域と、備後南東部を領有した福山藩の領域が、方言の違いを生んだともいわれます。
 ところで、私たちの住んでいる三原はどうでしょう。地理的には安芸と備後の境界です。ある人は広島への電車通勤の途中、女子高生の話し言葉が、西条、八本松辺りから急に変わってくると言われました。また東へ向くと、松永辺りから、語尾に「なあ、なあ」とつくのが聞こえてきます。こうしてみると大まかな括りで、河内から本郷、三原、尾道辺りにかけては、備後弁と安芸弁が融合した中間的な話し言葉の地域だ、といえるのではないでしょうか。
 地域性を持った私たちの方言を卑下したり改めたりするのではなく、その特徴を知り、標準(と言っても東京方言ですが、)の日本語アクセントとの違いを意識してみることが大切なのだと思います。もしあなたの近くに外国人がおられたら、少し標準語を意識して、やさしい日本語で話かけてみてください。

  < 編 集 後 記 >

★1月19日三原市を屋根のない博物館と見立て、歴史遺産や自然遺産をまちづくりに生かす人材としての市民学芸員を育成する実践講座2年目の閉講式があった★同日に開催された市民学芸員企画展示「宮本常一の歩いた昭和の三原市」は、初日130人以上の入場者があったという★又同じく市民学芸
員企画の「第1回三原城下町ウォーク」は、三原城跡と東町の寺院や古い小路等を巡るコースで、尾道・竹原・広島市からも参加者があり、総勢80人を超えたと
いう★H26年度は実践講座が3年目を迎えるほか、第鹸生の養成講座も開始されるとのこと。三原の豊富な遺産を追究し、観光にも活用すると共に後世に伝えるという点ではレキカン活動と共通性があり、行政の肝入りでこの種の仲間が増強されることは歓迎すべきことである。(健)

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