みはら自然史研究会
                               

沼田川の淡水魚しらべ2010(概要)

外来生物(淡水魚)しらべ 2010(概要)
と き 2010年6月5日(土)10:30〜12:00
ところ 三原市内(沼田川水系)
調査した場所のようす
・沼田川下流域の水田地帯の用水路です.
・流量は安定しており,水深は40cm〜70cm程度です.
・ところどころに,オオカナダモ(要注意外来生物)が繁茂しています.
調査の対象の魚
 ソウギョ(コイの仲間)
 タイリクバラタナゴ(コイの仲間)
 カラドジョウ(コイの仲間)
 カダヤシ(カダヤシの仲間)
 カムルチー(タイワンドジョウの仲間)
 オオクチバス(スズキの仲間)
 ブルーギル(スズキの仲間)
前日天候 晴
当日天候 晴
目的
・過去の文献等から,沼田川に生息する可能性のある外来生物(淡水魚)の状況について調べます.
・稚魚等の生息を確認することで,繁殖の有無についての状況を調べます.
・今年7月に予定されている企画展示「みはら自然探検隊(仮称)」で展示する資料を採集します.
結果
・タイリクバラタナゴは成魚(婚姻色あり)が見つかりました.
・オオクチバスは10弌20个涼婬が見つかりました.
・ブルーギルは10弌15个涼婬が見つかりました.
・調査の対象の魚は,そのほかには見つかりませんでした.
・外来生物法の規制の対象となる生物として,ウシガエル(オタマジャクシ),アメリカザリガニが見つかりました.
・その他の淡水魚として次の魚が見つかりました.
 ギンブナ(コイの仲間)
 メダカ(ダツの仲間)抱卵個体あり 
 マナマズ(ナマズの仲間)
考察
・オオクチバス,ブルーギルは,この用水路で繁殖をしていると考えられます.
・昨年同時期に,多数の生息を確認したスジエビなどのエビの仲間は激減していました.
・スジジマドジョウやシマドジョウ,カマツカなどの底生の魚が,全く確認できない状況にあります.川底砂泥の富栄養化が,生息に影響していると思われます.

※このページの記述は吉原が担当しました.同定等の誤りがありましたら,ぜひ教えてください.

 
   

図1 タイリクバラタナゴ(オス)
背中が緑色に輝き,体の横が紅色がかっています.婚姻色といい,産卵期の体の色を示しています.
図2 カルガモ
昨年,同時期に居ついていたカルガモですが,今年はいませんでした.
図3 ギンブナ(オス・メス不明)
西日本にはメスしかいないとの研究報告もあります.外見からは,オス・メスの判断は困難です.

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