三原市ボランティア・市民活動サポートセンター
                           

視覚に障がいのある方の支援ボランティア養成講座を開催しました

6月,「視覚に障がいのある方の支援ボランティア養成講座」(全3回)の講座を開催しました。

梅雨入りの中,週末になると曇り空になり,全ての回が天気に恵まれました。

広島聖光学園には,視覚に障がいのある方が,北は岩手県から南は沖縄県までの各県盲学校(視力障害者センター)を卒業して入所し,社会へ巣立っていくための『あん摩マッサージ指圧師,はり師,きゅう師』国家試験合格に向けて,慣れないこの地”三原市”で学習をしながら生活を送っています。
以前より,市内での買い物,通院,市役所での手続,散歩(市内散策)など,外出時のガイドヘルプのニーズが利用者から寄せられて居ました。
また,昨年度は『白滝園』盲養護・特養・デイセンターと合同で【聖光祭】も開催されるなど,地域やボランティアとの関わりが高くなっています。
本養成講座は,広島聖光学園や在宅視覚障がい者の方の日常生活上必要な場面での支援(ガイド等)をしていただくために,視覚障がいの理解や様々な局面でのガイドヘルプを基礎から学んでいただくことを目的に開催しました。

1日目・・・
【視覚障がいについて学びましょう】
  全盲・視力低下・視野狭窄・夜盲・羞明・色覚異常など見え方は様々です。
  視覚に障がいのある方が使用する白杖には3つの機能があります。]面の情報を得る⊂祿科から身を守る視覚障がいがあると周囲に知らせる
  支援について,全てを手助けするのではなく,その人が自分でできることやしたいことまで,行ってしまわないようにしましょう。

【基本技術を学びましょう】
  ガイドの4つの条件は,^汰汗能率性8た目の自然させ覲仂磴い者,ガイド者両者にとってのやりやすさです。
  
【食事をしましょう】
配膳の位置を時計の文字盤を例にとって(クロックポジション)説明します。実際にペアを組んで食事をとりました。

【屋内を歩いてみましょう】
この日の会場は聖光学園でした。
ペアを組み1人はアイマスクをして屋内歩行です。
直進・方向変換・狭所通過・ドア通過・階段昇降などの歩行体験です。少し進むのもドキドキでした。ガイドの方の手,声掛けが頼りです。
2日目・・・
【講話:視覚障がい者からボランティアへ】
  広島聖光学園職業指導員の松岡さんから,お話しをいただきました。「目が見えないのに○○だ,目が見えないながら○○だ,目が見えないから○○だ,などの前提ではなく,その人自身を見てください。」とお話しされました。

【屋外を歩いてみましょう】
  今度はペアを組んでサン・シープラザの周辺を歩きました。歩行者とのすれ違いや,狭い場所など気をつける箇所もたくさん,伝える情報もたくさんありました。しかし伝えることは難しく,だまってしまう時間もありました。

【バスに乗降してみましょう】
  芸陽バスさんにご協力いただき,バスの乗降をさせていただきました。
  乗る時も降りる時も伝えなければいけなことがたくさんあります。また,降り口の段差は特に気を配りました。

大切なのは,安全・お互いのやりやすさ,ですね。
3日目・・・
【買い物支援について学びましょう】
  何を買いたいのか,買いたい物が決まっていなければどんなジャンルの物が並んでいるのか,情報を伝えることが大切です。その時は自分の主観を入れない方が良いです。また,店員さんにとってお客は視覚障がい者さんです。ガイド者との会話にならないよう,立ち位置にも気をつけなければいけません。

【駅を歩いてみましょう】
  JR三原駅さんにご協力いただき,駅構内を歩きました。
  券売機に音声案内機能がついているのをご存知でしたか?
  写真のように下のあたりです。

【交流】
  イオン三原店さんにご協力いただき,広島聖光学園の園生さんとペアを組み,お買い物を楽しみました。
  1時間30分の楽しいショッピングでした。


【これから】
受講生は買い物・通院・役所手続などなど,さまざまなところで活動いただくことになります。
基本技術は基本として,大切な4つのこと,お互いの会話を大事にしていただきたいと思います。

前のページへ戻る
みはら市民協働サイト つなごうねっと